思ったよりお金がない(10/7 16:19更新)
9月後半に本大量に買ったりDVD買ったりえろげ買ったりしてたら意外に残高が減っている。10月のカード引き落としはオシアナ行きやらなんやらで久々に30万あるから、これ以上こっちの口座から金を出すのは厳しいなぁ。しかたない、あまり手を付けたくなかった別口座から少し分けてもらおう。
そうこうしていたら父方の祖母が逝去したとの連絡。一応そろそろ危ないという話は聞いていたし、もうずっと寝たきりでほとんど植物人間状態だったので、仕方ないでしょう。享年94才ですから、十分大往生と言えるのではないかと。しかし父方の親戚に会ったのも久しぶりだな。一時期諍いがあったもんですっかり御無沙汰していたからね。
で、通夜とか告別式とかは滞りなく済みまして、残っている仕事はそう、酒の相手。母方の親戚はさほど強くないので、勧められるままに飲んで注いでしてても問題ないんだけど、父方の方はなんか酒豪が集まってるからかなりつらい。顔には出さなかったけど実は結構限界近かったんですよ。あまり大きな声じゃ言えないけど、2日目の酒はかなり安酒だったので拷問に近かった。「お前は冷やでいいだろ」っつってグラスになみなみ注がれた日にゃ泣くに泣けませんわ(泣
[群青の空を越えて]水木若菜(10/7 17:11更新)
えー、めっさ久しぶりのえろげです。多分春頃に「はぴぶりいまさらふぁんでぃすく」やって以来じゃないかな。それでも今年になって3本クリアしてるし、在庫処分もちょっとだけ進ん・・・でるわけないわな増えるペースの方が早いんだもん。それはそうと、9/30発売のlightさんの新作「群青の空を越えて」です。なんか最近「ミリタリー+おにゃのこ」という組合せが流行っているようで、「萌えよ戦車学校」なんて本が初版あっさり売り切れて入手困難になったりする世の中です(わたしは第二版を買いマスタ)が、このゲームも舞台は戦争です。とはいっても流行りの萌えミリ系とはちょっと違う匂いを感じたので発売まで楽しみにしておりました。
わたしにしては珍しく発売直後に買ったゲームをその日のうちに開封、インストール、プレイ開始。KANONの時は、「ちょっとだけ」と思ってプレイ開始したら徹夜でやってしまい、夜明けの鳥の声を聞きながらぼろぼろ泣いてた(真琴だったのよ)ので、今回はわざわざノートPCのコンセントを抜いた状態で始めてみたり(苦笑 おかげでこの日は会社にちゃんと出社しましたよ(ぉぃ
で、肝心のゲームの方ですが、最初はちょっと絵に癖があってとっつき難いかな、と思ったんだけど、全然気にならなくなったのは多分物語にぐいぐい引き込まれたからだと思います。まず、主人公の声がいい。なんか聞き覚えある声なんだけど、どこで聞いたのかな? 音楽も場面にあっているんだけど、ちょっと音源がショボイのが気になるかな。ピアノやストリングスのようなシンセで作りやすい音はいいんだけど、結構ブラス使ってるもんだから、気にし出すとちょっと、ね。背景はさすが草薙、いい仕事してます。
なんとなくメインヒロイン(だと思うんだ、パケ絵がそうだし)の若菜狙いで進めてみたら、いきなり険悪な雰囲気に。「だがそれがいい」と思ってしまうのはわたしもツンデレに毒されているせいかも。「このツンツン具合は絶対に陥とせる」と確信して進めたもんね。で、実際にデレデレもーどにちゃんと入るわけなんですが、これがもう馬鹿ップル状態。でも、その馬鹿ップル状態の間も戦況はどんどん悪くなっていくの。あまり書くとネタバレになっちゃうからアレだけど、日常と戦争との絡み合う描写は最上級(もがみきゅうと読まないように)、よく練られたシナリオだと思いました。なんでもライタさん、このシナリオ書き上げるのに二年かかったらしいですから。
物語のバックグラウンドとなる設定もよく考えられていると思いましたが、あらかじめlightさんのページでちゃんとその辺読んでから始めておかないと、ゲームだけやったらわかりにくいかな? それとある程度ミリタリーの知識はあった方がいいと思います。専門用語が解説なしで出てきますから。てゆーか、軍ヲタ(特に空自、陸自)だと思わずニヤリとするような描写もありますよ。
で、最初にコンセント抜いた状態で始めたのですが、うまくハイバネに入らなかったので、昨晩最初からやり直して通しプレイ、若菜クリアしました。はい、泣きましたよ。お涙頂戴な描かれ方はしていないのですが、中盤からの展開はドラマチックでもう涙だらだら。最後のシーンはかなりじーんときて、プレイ後一服したあともう一度シーンリプレイしちゃいました。んでまた泣くと。期待していたゲームだけど、これは期待のはるか上を行く出来です。「萌え分」がほとんどないのでユーザかなり選ぶと思うし、ましてや抜き目当てで買う人もいるとは思えませんが(ちなみにえちぃはかなり多かったよ)、だまされたと思ってやってみる価値は十二分にあると断言しましょう。あー、他のヒロインは未プレイですが、「エロゲー批評空間」でもかなりの高得点ですし、「全シナリオクリアしてこそ」のような書かれ方もしているので、まったく心配はしてません(笑
ただなぁ・・・プレイ時間こそKANON並だけど文章量は多いよ。それは覚悟しておいた方がいいでしょう。演劇のシーンとか思わず早送りする人とかいるんじゃないかとちょっと心配・・・
[群青の空を越えて]日下部加奈子(10/11 15:39更新)
あーごめんなさいわたしが悪かったです若菜シナリオの比じゃないですこのシナリオ。もう鬱過ぎて涙一滴も出ませんでした。いろんな意味で「凄い」シーンも多いんだけど、ネタバレになるので書けないのがつらい・・・はやくみんなこのゲームやって語り合おう。
共通部分があってフラグが立って各個シナリオに分岐、てのはよくあるパターンつかそういうのをADVゲームというんだけど、各個シナリオで戦況とか全然違うのな。主人公とヒロインの周囲の状況だけが変わってくるのじゃなくて、戦争そのものの流れすら変えてあって、読み飽きないです。この調子だと攻略可能なルートすべてに作り込んでありそうだ、と思って、昨日はわざとバッドルートに入ってみましたが、こっちはあっさり撃墜されてゲーム終わっちゃいました。AIRの美凪ちゃんBADくらい作り込まれてるのをちょっと期待したんだけど(苦笑
車が直ったらつくばに巡礼に行ってこようか、とも思うんだが、こう週末ばかり雨降られるとちいとも整備がすすみません。困ったものだ・・・
[群青の空を越えて]渋沢美樹(10/17 20:36更新)
実はとっとと全クリしちゃったんだけど日記の更新が追い付いていないだけ。もっともネタバレなしで書くのも大変になってきたのですが・・・
で3人目、フィー教官こと渋沢美樹。もっと年上なのかとおもてたけど、よくよく計算してみるとそうでもないや。ま、人を見かけで判断しちゃいけませんね。予想通り、若菜たん、カナゴンのシナリオとまた戦況違うし。てか、3人のシナリオでそれぞれアレとアレとアレがこれとこれとこれになるように出来てるんですな。うーちゃんと説明してぇ(苦笑 あとよくあるエロゲなんかで、ヒロイン別シナリオに分岐すると、その他のヒロインとほとんど接触しなくなるパターンが多いんですが、このゲームは主人公とえちる娘が変わるだけで、他のキャラもちゃんと出てきます。なので「さっきのシナリオではこう行動してたのにこっちではこうなるのかー」と、まるでお芝居をみているような気分になります。あ、それで芝居がでてくるのか!(いや違うと思う
あ、ひとつだけ。社くんのラストフライトは思わず笑みが。グリペンならではですね(謎
[群青の空を越えて]澤村夕紀、長田圭子(10/17 20:50更新)
そしてサブヒロイン2人。一応圭子たんは隠しキャラ的扱いだけど、存在を明かしたところで大きな影響はないと思います。何をしてる人かというのは伏せておきますね。立場的にはカメラちゃんと同じく外部の視点を提供する役割ですな。
この2人に共通するのは、シナリオ内で終戦まで語られないところ。メイン3人のシナリオでは形は違えど戦争は終わるので、中途半端といえばそうかもしれません。ただ、このあと真のシナリオことGRAND ROUTEというのが控えていて、そこへの繋ぎとして見れば、こういうエンディングでもいいのかも。アナザーストーリーを作る余地もあるし(ぉぃ
あと、えちぃしーんとか社○○疑惑とか。あー、だめだこれ以上は書かない方がいい。というわけで知りたけりゃプレイしる!!
[群青の空を越えて]GRAND ROUTE(10/17 21:08更新)
そして真のシナリオ、GRAND ROUTEです。あー、なんか2chで入り方がわからない人がいたみたいなのですが、前述の5人をクリアした状態で最初からプレイするですよー。漏れは分岐点セーブで途中からやるの好きくないからすぐ気づいたけどね。
まあ、このシナリオについて語ってしまうと面白みが失せるので、簡単に。「3人のメインヒロイン」「2人のサブヒロイン」「GRAND ROUTE」と別れているのは伊達じゃないです。明らかに考え方、いや、時系列による考えの推移の方向を誘導されてますライターさんに。こういうやり方はゲームならではだろうな(小説や映画でできないことはないと思うんだけど、ゲームという媒体の特徴を生かしていると)。もちろんいろんな考え方の人がいると思うからあくまでこれは「漏れがそう感じた」というだけでしかないんだけどね。少なくともライターさんの手の平の上で「考えさせられた」のは確かでした。
結構長いテキストを読ませられて最後にたどり着いたこのルート。果たしてどういった形で物語を終わらせるのか。是非とも体験してみて欲しいです。賛否は両論だと思うけど。あーちがうな、賛も否もいろいろあると思うけど、だな。ともかく、何か語りたくて仕方なくなってしまう、そんなゲームでした。文月的採点は95点ってとこかな。誤字脱字と音源で5点引いとくね♪
コンプリートその後(10/17 21:28更新)
lightさんのオフィシャル通販だと、群青のコピー本がついてくるのですが、ま、これはいらないか、と思ってわたしは祖父屋で買ったんですよ。んでもいざプレイしてみたらやっぱり欲しくなってきた。そしたら通販ページで「初回版在庫僅少」とのこと・・・・ええ、速攻でぽちっとなですよ。二個買いしたのなんてKANON以来です。あのときはかのん砲欲しさに(遠い目
あと、もう聖地探訪写真うpされてる方がいらっしゃいます。はやっ・・・近いうちに丹沢ホームでも行ってきますかね。県内だし。碧ゆん車だしてー(ぉ